神様が配置した星々 その3
~栄光の主、オリオン座~

今回の投稿は、前回の続編のような位置づけになります。
前回の投稿をまだ読んでいない方は、先にこちらをお読みください。

神様が配置された星々 その1 ~パウロやペテロたちが見た南十字星~
神様が配置された星々 その2 ~聖霊様の星、ケンタウルス座α星、β星~

前回までは、一等星が2つある南十字星とケンタウルス座のα星・β星で作る二人のマリア座が、それぞれ「御子」と「聖霊様」を象徴する特別な星座だという話をしました。

実は、2つの一等星を持つ星座がもう一つあります。
今回の主人公「オリオン座」です。

どうして今まで気づかなかったのか我ながら不思議なのですが、この星座は間違いなく「栄光の主、イエス様と神様」の星座です。

2つの一等星を含む7つの星、三ツ星のベルトとその下に剣を帯び、夜空の中に威風堂々と立たれるその姿は、まさに万軍の主、そして栄光のイエス様に相応しいお姿です。

ヨハネの黙示録の中に、そのことがハッキリと書かれてあるのです。


一等星とは

本題に入る前にまず「一等星」とは何なのか、改めて簡単に説明しておきます。

夜空には無数の星が存在しますが、その中でひときわ明るい恒星を「一等星」と言います。

星の見た目の明るさは「等級」という単位で示し、数字が小さいほど明るいことを示します。
2等級よりも暗い星は、「〇等級」がそのまま「(漢数字の〇)等星」となります。

しかし、1等級よりも明るい星は例外で、「1等級」「0等級」「マイナス1等級」をまとめて「一等星」と呼びます。

一等星は全天に21個あります。
それに対して星座の数は88個ですので、一等星を含む星座は少数の特別な星座だと言うことができます。

その中には2個の一等星を持つ、超特別な星座が3つあります。
みなみじゅうじ座と二人のマリア座、そしてオリオン座です。

星を配置された神様は、この3星座を聖別したことを、このように明示されたのでしょう。

黙示録の中の星

ヨハネの黙示録は、十二弟子のひとりヨハネが、イエス様などから受けた霊感や啓示を記した書物です。
冒頭にヨハネに啓示を与えた人物について、ヨハネ自身が見た光景や、七つの教会に当てた手紙の差出人などとして、比喩を使って記しています。

そのうち、ズバリ「星」と書かれてある聖句を抜粋すると以下の通りです。

わたしは、語りかける声の主を見ようとして振り向いた、振り向くと、七つの金の燭台が見え、燭台の中央には、人の子のような方がおり、足まで届く衣を着て、胸には金の帯を締めておられた。
(中略)
右の手に七つの星を持ち、口からは鋭い両刃の剣が出て、顔は強く照り輝く太陽のようであった。

ヨハネの黙示録1章12-16節

あなたは、わたしの右の手に七つの星と、七つの金の燭台とを見たが、それらの秘められた意味はこうだ。七つの星は七つの教会の天使たち、七つの燭台は七つの教会である。

ヨハネの黙示録1章20節

右の手に七つの星を持つ方、七つの金の燭台の間を歩く方が、次のように言われる。

ヨハネの黙示録2章1節

神の七つの霊と七つの星とを持っている方が、次のように言われる。

ヨハネの黙示録3章1節

また、玉座の前には、七つのともし火が燃えていた。これは神の七つの霊である。

ヨハネの黙示録4章5節

「七」という数字が何度も出てきて少し混乱しますが、ここでは「七つの星」に着目して考えてみます。
読み解き方は一つではないかもしれませんが、整理して最もシンプルに考えると、「七つの星」は以下の2種類にまとめることができます。

一つ目は、啓示を与えている方が「右手に持っている七つの星」で、燭台にも例えられています。
それの意味するところは七つの教会とその天使であり、すなわちこの啓示を伝えるべき相手、つまり教会やそこに集う信徒たちを意味していると考えられます。

二つ目は、「神の七つの霊の七つの星」で、ともし火にも例えられています。
これは啓示を与えている方ご自身、つまり、イエス様であり神様のことです。

では、ここまでを読んだうえで、この写真をご覧ください。

これは、冬の星座の「七つの一等星」で構成される「冬のダイヤモンド」と呼ばれる巨大な六角形です。
右下にオリオン座がありますね。

一番下の最も明るい星から時計回りに、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲル、そして中央がオリオン座のベテルギウスです。

さらに、オリオン座だけに注目すると、主な星は2つの一等星と5つの二等星、つまり「七つの星」です。

冬のダイヤモンドの中心は、オリオン座の右肩であるベテルギウスのやや左上、ちょうど「右手」に相当する場所にあります。

そして、オリオン座は冬のダイヤモンドの中にあり、まさに「燭台の間を歩く方」のようです。

これ以上の説明は必要ないでしょう。
何もかも、黙示録に書かれてある通り、一点の相違もありません。

つまりこういうことです。

冬のダイヤモンド
 = 右手の七つの星
  = 七つの教会とその天使
   = 啓示を伝えるべき教会と信徒たち

オリオン座
 = 神の七つの霊を持つ方
  = 啓示を与えている方
   = イエス様・神様

なんということでしょうか。
いつも私たちの目の前にあった夜空の光景が、イエス様であり、神様のお姿だったのです。

RAPTさんは以前、御言葉の中でこう教えてくださいました。
「神様は、隠されているようで、実は隠されていません。」

オリオン座は、天の赤道上にありますので、おおよそ地上の人類が住んでいる場所から必ず見ることができます。
逆に考えると、オリオン座はすべての人類を見渡すことができるわけです。

つまり、神様はすべての人類を見守っているということです。

栄光の道を行くイエス様

さて、私はこのシリーズの「その1」の中で、
「神様が星空に十字架を配置されていたからと言って、イエス様が十字架にかけられることがあらかじめ決められていたわけではありません。星空の中にもそのことが記されているようです」
と書きました。

次の聖句を読んでみてください。

その日、エッサイの根が立って、もろもろの民の旗となり、もろもろの国びとはこれに尋ね求め、その置かれる所に栄光がある。

イザヤ書11章10節

これは、イエス様が栄光の道にいくことを予言していたとされる聖句の一つです。

RAPTさんは有料記事を初めて間もないころに、人類がもっと善良であったなら、イエス様は十字架の道ではなく栄光の道に行くこともあり得たのだと、この聖句を示して教えてくださいました。
RAPT有料記事15(2015年10月12日 )赦しと愛と実践。

ではこの聖句に、ヨハネの黙示録からひも解いた星座を当てはめてみましょう。

「もろもろの民の旗」とは、キリスト・イエス様のことですので、オリオン座ですね。
「もろもろの国びと」とは、教えを尋ね求める信徒たちですので、冬のダイヤモンドです。

なので
「その置かれる所に栄光がある」は
「冬のダイヤモンドがある場所に、栄光のイエス様(オリオン座)がある」
です。

きちんと意味が通りますし、星座に描かれている光景も聖句の通り、たくさんの人々を教え救いに導くイエス様のようです。
つまりこの聖句は、ヨハネの黙示録と「連れ合い」になって、冬のダイヤモンドの星々を暗示しているのです。


最後に

いかがでしたか。

私は、星空を見たり写真に撮ったりすることを趣味としています。
10年ほど前、RAPTブログとの出会いをきっかけにキリスト教徒となり、それ以来聖書や神様のことを学んできました。

そこで気付いたのですが、驚いたことに聖書の中には実際の星空と一致するようなことがたくさん書かれてあるのです。

「そんなの、星空を見た人がそれに合わせて物語を書いただけじゃないの?」
そう思う人がいるかもしれません。
確かに、ギリシャ神話のような星座物語は、その通りでしょう。

しかし、聖書はそうではありません。
誰でも分かるように明示的に書かれてあるわけではなく、星座の知識がある人が、聖書を何度も読み返してようやく気付くような、暗号のような書き方で書かれてあるのです。

聖書は、神様が使徒たちに霊感や啓示を与えて書かせた書物です。
おそらく聖書を執筆した聖人たちも、その中に星座のことが隠されていることは知らなかったことでしょう。

貴方が信じようと信じまいと、神様は確実にこの世に存在しています。
そして、空も海も陸も、生物も非生物も、すべて神様の被造物です。
もちろん、私も、貴方も。

そして、神様は私たち人類を、この上ない愛で包んでくれています。

今の時代、RAPTさんが聖書の封印を解いてくださり、誰でも聖書の内容を正しく理解することができるようになりました。
そして、神様の御言葉に聞き従い求めるならば、真の幸福な人生が約束されています。

どうか一人でも多くの人が、RAPTブログに導かれ、神様の存在に気付き、祝福された人生を歩めますように。

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