イエス様を苦しめたもの

今回も、星空の中に隠された聖句を紹介します。
一目でそれと分かる、ストレートな表現です。

まずは、この聖句をお読みください。

雄牛が群がってわたしを囲み
バシャンの猛牛がわたしに迫る。
餌食を前にした獅子のようにうなり
牙をむいてわたしに襲いかかる者がいる。
わたしは水となって注ぎ出され
骨はことごとくはずれ
心は胸の中で蠟のように溶ける。
口は渇いて素焼きのかけらとなり
舌は上顎にはり付く。
あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。

犬どもがわたしを取り囲み
さいなむ者が群がってわたしを囲み、獅子のようにわたしの手足を砕く。
骨が数えられる程になったわたしのからだを、彼らはさらしものにして眺め
わたしの着物を分け
衣を取ろうとしてくじを引く。

詩編22編13-19節

これは、イエス様が十字架の苦難を受けることを予言したとされる、旧約聖書の聖句です。

この中では、イエス様に迫り苦しめるものについて、動物を用いた比喩で示されています。
「雄牛」「獅子」「犬」です。

星座の知識がある方なら、この3種の動物の名前を聞いてピンと来るのではないでしょうか?
いずれも一等星を含む、形のハッキリとした星座になっている動物です。

まずは、それぞれの星座を見てみましょう。

おうし座

黄道12星座の一つ、おうし座は、冬を代表する星座の一つです。
冬の星座の中では、最も早い時期に昇ってくる星座で、初秋の今の時期は、明け方のお祈りが終わるころに、既に東の空の高い位置に昇っています。
雄牛の肩にあるプレアデス星団(すばる)が最初に昇ってきて、続いて主星の赤い星アルデバランが昇ってきます。

雄牛は生贄にも捧げられる清い動物でもありますが、時に偶像や悪魔にも例えられます。
この聖句の中では、イエス様を霊的に苦しめた、サタンや悪霊のことを指しているのかもしれません。

しし座

黄道12星座の一つで、春の星座です。
主星のレグルスは春の夜空に孤高な輝きを放っています。
まるで獲物に飛びかかるような姿勢で昇ってくる様は、百獣の王の名にふさわしい姿です。

獅子は権力の象徴ともいえます。
この聖句の中では、サタンと共に核心的な悪意を持ってイエス様を迫害した権力者たち、身分の高い祭司や総督・役人などに紛れたイルミナティのことを指しているのかもしれません。

おおいぬ座

冬を代表する星座の一つ。
主星のシリウスは全天で最も明るい恒星です。

神様はみ言葉の中で、神様と人間の関係について、しばしば人間と犬に例えて分かりやすく説明してくださいます。
この聖句の中では、イルミナティに扇動された一般大衆を例えられたのかもしれません。
悪意の薄い者たちから浴びせられる嘲りは、悪意に満ちた者からの迫害以上にイエス様を苦しめたことでしょう。

3星座が睨む先にあるものは?

では、この3星座が、星空の何処に位置し、どの方向を向いているのか、ご覧下さい。

プラネタリウムソフト Stellarium にて作成

いずれも正確にオリオン座の方向を向いています。
まるで睨みつけるかのように。

そして、オリオン座はイエス様の象徴でもあります。
神様が配置された星々 その3 ~栄光の主、オリオン座~

これはもちろん、偶然ではありません。
天の星々は聖書の記述通りに、寸分の狂いもなく配置されているのです。

そして、星々を配置されたのは神様です。

※アイキャッチ画像はプラネタリウムソフト Stellarium にて作成しました。

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