聖書と星座
~聖書の暗号を解く~

※本稿は2026年5月15日にnoteへ投稿したものです。

はじめに

万物は神様がお創りになられました。
このようなことを言えば、「非科学的」と一蹴されるかもしれません。

しかし、これは事実ですし、神様は確実に存在しています。
貴方の知っている科学が、神様の御業に気付くだけの英知に到達していないだけです。

聖書を何度も読んで、私が悟ったことを書きたいと思います。

私は、星空を見たり写真に撮ったりすることを趣味としています。
10年ほど前、RAPTブログとの出会いをきっかけにキリスト教徒となり、それ以来、聖書や神様のことを学んできました。

その中で気付いたのですが、驚いたことに聖書の中には、実際の星空と一致するようなことがたくさん書かれてあるのです。

「そんなの、星空を見た人がそれに合わせて物語を書いただけじゃないの?」
そう思う人がいるかもしれません。
ギリシャ神話のような星座物語は、その通りでしょう。

しかし、聖書はそうではありません。
誰でも分かるように明示的に書かれているわけではなく、星座の知識がある人が、聖書を何度も読み返してようやく気付く、そのような書き方で書かれてあるのです。

まるで暗号のように。

おそらく、神様から霊感を受けて聖書を執筆した聖人たちも、星空のことを書いたとは、まったく気付いていなかったことでしょう。

それがいったい何を意味するのか。
貴方の想像をはるかに超えた、神霊なる聖書の世界へ、ご案内いたしましょう。


イエス様を苦しめたもの

まずは、これをお読みください。

多くの雄牛はわたしを取り巻き、
バシャンの強い雄牛はわたしを囲み、
かき裂き、ほえたけるししのように、
わたしにむかって口を開く。
わたしは水のように注ぎ出され、
わたしの骨はことごとくはずれ、
わたしの心臓は、ろうのように、胸のうちで溶けた。
わたしの力は陶器の破片のようにかわき、
わたしの舌はあごにつく。
あなたはわたしを死のちりに伏させられる。
まことに、犬はわたしをめぐり、
悪を行う者の群れがわたしを囲んで、
わたしの手と足を刺し貫いた。
わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。
彼らは目をとめて、わたしを見る。
彼らは互にわたしの衣服を分け、
わたしの着物をくじ引にする。

詩篇22:12-18

これは、イエス様が十字架の苦難を受けることを預言したとされている、旧約聖書の一節です。
実際にこの聖句の通り、イエス様は十字架に掛けられてしまいました。

貴方はこの中に、星空のことが書かれてあると気づきましたか?

私もはじめは気づかずに読み飛ばしていたのですが、何度目か読んだときに、オヤッと思ったんです。

この中では、イエス様に迫り苦しめるものを、動物を用いた比喩で示しています。
「雄牛」「獅子」「犬」です。

星座の知識がある方なら、この3種の動物の名前を聞いてピンと来るのではないでしょうか。
いずれも、一等星を含む形のハッキリとした星座になっている動物です。

おうし座

黄道12星座の一つ、冬の星座です。
雄牛の肩にあるプレアデス星団(すばる)が最初に昇ってきて、続いて主星の赤い星アルデバランが昇ってきます。

牛は生贄に捧げられる清い動物でもありますが、雄牛の様な姿で描かれる悪魔もいます。
この聖句の中では、イエス様を苦しめた霊的なもの、悪魔や悪霊のことを指しているのかもしれません。

しし座

黄道12星座の一つで、春の星座です。
主星のレグルスは春の夜空に孤高の輝きを放っています。
まるで獲物に飛びかかるような姿勢で昇ってくる様は、百獣の王の名にふさわしいです。

獅子は権力の象徴ともいえます。
この聖句の中では、自分たちの権威を守るため、確信的にイエス様を迫害した者たち、祭司や律法学者たちのことを指しているのかもしれません。

おおいぬ座

冬を代表する星座です。
主星のシリウスは全天で最も明るい恒星です。

人間の良きパートナーとされる犬ですが、聖書の中では卑しい動物として描かれています。
この聖句の中では、権力者たちに扇動されて迫害に加担してしまった、愚かな大衆を例えられたのかもしれません。

では、これらの3星座が、星空の何処に位置し、どの方向を向いているのか、ご覧下さい。

Stellarium24.1 Sky Culture: Modern より作成
CC BY-SA 4.0   https://stellarium.org/

いずれも正確にオリオン座の方向を向いています。
今にも襲いかかろうとするように。

つまり、オリオン座をイエス様を示す星座だと考えると、聖書の言葉と星座の配置がピッタリと一致するのです。

いかがですか?
まるで暗号のように、星空のことが書かれてあるでしょ。


オリオン座は特別な星座

オリオン座は2つの一等星を持ち、色や明るさの揃った三ツ星がきれいに並んでいるなど、とても美しくて目立つ星座です。
人物を表す星座は他にもたくさんありますが、ここまで完璧なのはオリオン座だけです。

右の星座絵は、Orion (constellation) Art 著作者:Sanu N
CC BY-SA 4.0   https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Orion_(constellation)_Art.svg

主な7つの星は、両肩、腰のベルト、両足を表し、一目で人の形を連想できます。
さらに細かく見ると、振り上げた右腕、広い肩幅、腰に下げた短剣と、逞しい成年男性の特徴を精巧に表現しています。

しかも北半球で見ると、最も高く昇ったときに、頭を真上にして直立するように配置されています。
あたかもキャンバスに描いた絵を、鑑賞してもらうために額縁に入れて、傾いていないか念入りに調整したかのようです。

まるで誰かが「この星座に注目しなさい」と、囁きかけているようだと思いませんか?

現代の科学はこれを「偶然」の一言で片づけてしまっているのですが、果たして本当にそうでしょうか?

いいえ。
神様は実際に、イエス様を示す星座として、星空の中にオリオン座を配置されたのです。
だからこそ、聖書の記述と一致しているんです。

信じられませんか?

そうですね。
これだけでは、たまたま3星座が同じ方向を向いていて、そこに偶然人物を現す美しい星座があるだけ、という可能性も完全には否定できませんね。
では、疑い深い貴方のために、さらなる証拠をお見せしましょう。


黙示録の中の星

新約聖書の「ヨハネの黙示録」は、十二弟子のひとりヨハネが、今後起こることなどについて、イエス様などから受けた啓示(黙示)を記した預言書です。

その冒頭には、啓示を与えた人物について、ヨハネ自身が見た光景や、教会に当てた手紙の差出人として、星を用いた比喩で記されています。

星に関するとみられる部分を抜粋してみましょう。

そこでわたしは、わたしに呼びかけたその声を見ようとしてふりむいた。ふりむくと、七つの金の燭台が目についた。それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。
 (中略)

その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎがつき出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。
 (中略)

あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台の奥義は、こうである。すなわち、七つの星は七つの教会の御使いであり、七つの燭台は七つの教会である。

ヨハネの黙示録1:12-20

エペソにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『右の手に七つの星を持つ者、七つの金の燭台の間を歩く者が、次のように言われる。

ヨハネの黙示録2:1

サルデスにある教会の御使いに、こう書き送りなさい。
『神の七つの霊と七つの星を持つかたが、次のように言われる。わたしはあなたのわざを知っている。すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる。

ヨハネの黙示録3:1

「七」という数字が何度も出てきますね。
この「七つの~」という部分に着目して、啓示を与えている方の特徴をまとめると、以下のようになります。

  1. 右手に七つの星を持っている
  2. 七つの金の燭台の間を歩いている
  3. 神の七つの霊と七つの星を持っている

1と3はよく似ていますが、1は「右手に」と書かれてある通り「持ち物」のことを言っていると思われます。
これに対して3は『神の七つの霊』と併記してありますので、「人物が備えた特徴」というニュアンスがあります。

では、ここまでの予備知識をふまえて、この写真をご覧ください。

これは、オリオン座やおうし座、おおいぬ座などの、冬の星座の一等星で構成される「冬のダイヤモンド」と呼ばれる巨大な六角形です。
オリオン座の右肩のベテルギウスを含めて7つの一等星、つまり「七つの星」で構成されています。

これらの一等星を「七つの燭台」に見立てると、オリオン座はその中にありますので、まさに「七つの金の燭台の間を歩く者」です。

そして、オリオン座だけに注目すると、主要な星は三ツ星とそれを取り囲む4つの星の合計7つの星ですので、「七つの星を持つかた」です。

さらに、オリオン座の振り上げた右手の先には、天球上の太陽の通り道である「黄道」があります。

黄道付近は太陽以外にも惑星などが次々と通過します。
そのうち、肉眼で容易に見ることができるのは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7つです。
つまり、オリオン座は「右の手に七つの星を持つ者」となります。

しかも、この7つの天体には、もう一つの別の意味があります。
太陽と月と五大惑星は、一週間の曜日(日月火水木金土)を表していますので、これは「創造の七日」を暗示しています。

つまり「万物を創造された方」という意味が込められているわけです。

オリオン座は、ヨハネに啓示を与えた人物、すなわちイエス様に代表される天の諸霊を示す特別なものとして、神様が配置した星座なのです。


1000年の時を超えて

前半で示した詩篇22では、おうし座、しし座、おおいぬ座の向きから、オリオン座はイエス様を示していました。

そしてヨハネの黙示録の冒頭では、冬のダイヤモンドの星の配置から、オリオン座はやはりイエス様を示していました。

さて、詩篇は旧約聖書のダビデの時代に書かれたものですので、紀元前10世紀ごろの書物です。
一方のヨハネの黙示録は、新約聖書のイエス様の弟子が書いたものですので、1世紀の書物です。

実に1000年もの時間の隔たりがある二つの書物に、星座という鍵を使わなければ解けない暗号で、まったく同じ内容を記してあるのです。

さらに、それに先立って、大昔から存在しているはずの星空に、誰が見ても解るような特別な星座を、あらかじめ用意してあるのです。

いったい誰が、何のために、こんな手の込んだことをされたのでしょうか?
聖書には、このように書かれてあります。

もろもろの天は神の栄光をあらわし、
大空はみ手のわざをしめす。

詩篇19:1

疑う余地は全くないのです。
今の貴方なら、万物は神様が造られたということを信じられる、少なくともそうかもしれないと感じていますね。


三ツ星は天の赤道にある

もう一つ、オリオン座の興味深い特徴をお話しましょう。

オリオン座は天の赤道上にあり、ちょうど三ツ星のあたりが天の赤道です。

これが何を意味するかというと、両極を除く地上のほとんどの場所から、オリオン座を見ることができるということです。

軍用地や観測所などを除くと、人が住んでいる最北の場所は、北緯78度のノルウェー領ロングイェールビーンです。
最南は、南緯55度のチリのプエルト・ウィリアムズです。

どちらの町からも、オリオン座の全景を見ることができますので、人が定住しているすべての場所から見えるということになります。

逆に考えると、「オリオン座からは地球上のすべての人を見渡すことができる」ということになります。

そして、聖書にはこのように書かれてあります。

主は天から見おろされ、
すべての人の子らを見、
そのおられる所から
地に住むすべての人をながめられる。

詩篇33:13-14

天の赤道にきれいに並んでいる「三ツ星」は、まるで聖三位(神様、聖霊様、御子様)がいらっしゃる御座のようだと、私には思えるのです。


さいごに、聖書の勧め

私のキリスト教の師であるRAPTさんは、「聖書を何度も通読しなさい」と仰られます。

一度でも読んだことがある方ならわかると思いますが、自分をいつも見守ってくれる存在がいるということに安堵感をいだき、どこまでも清く正しい話に心が洗われていきます。

もちろん、それだけでも良い効果だと言えますが、聖書にはもっと深い奥義があります。

聖書を正しく繰り返し読んで、その内容を理解して信じ、実践しようと努力することにより、貴方の能力が高められ、様々な良いことを体験することになるのです。
そして、神様の存在をとても近く感じることができるようになります。

ただし、聖書は封印の書物であり、誰もが正しく読めるようには書かれていません。
それで、深く読もうとすればするほど、逆に訳が分からなくなり、つまづくことになります。

例えば、わずかのパンで何千人もが満腹したとか、天地が火で焼き尽くされるとか。
文字通りに読んでしまうと、おとぎ話としか思えないような話や、絶望的な気持ちになりかねない表現があり、意味が分からなくなってきます。

これは、聖書が悪いのではなく、読み方が間違っているのです。
基本的な読み方がわかってしまえば、スラスラと読むことができるようになり、聖書はとても現実的で理知的で、愛と希望に満ちた書物であることが解ります。

そして、聖書の正しい読み方は、RAPTさんがブログの中で解き明かしてくださっています。

以下の記事などに詳しく書かれてあります。
とても読みやすく、わかりやすく書かれてありますので、ぜひお読みになってみてください。

キリスト教最大のタブー。イエス・キリストの「肉体」が生き返ったという大嘘。
キリスト教最大のタブーその二。聖書に書かれた奇跡はほとんど奇跡ではない。
RAPT有料記事8(2015年9月7日)聖書で予言された終末は本当にやってくるのか。
RAPT有料記事21(2015年11月9日 )人間は本当に空中に引き上げられるのか。

RAPTさんは、次のように仰られています。

聖書には、一人一人に主が用意した御心と使命が封印されて書かれてある。
だから、聖書を繰り返し深く読んでその封印を解き、主の用意した御心と使命を見付けなさい。
RAPT有料記事537(2021年2月15日)

聖書には貴方にしか解くことができない封印が、まだまだ眠っているのです。
そして「主の用意した御心と使命」こそ、貴方がこの世に生を受けた目的に他なりません。

最後まで読んでくださった貴方には、その封印を解く資格が十分にあるはずです。

貴方に祝福がありますように。

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